本当のバリアフリー
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私は昭和39年生まれ、現在47歳、当社の社長。
腰&頚椎ヘルニアの手術経験と進行中の痛風を除けば至って健康。
かわいい女房と2人の子供に囲まれ仕事も順調。
毎日が幸せと感謝しております。
これも健康であるからと思う反面、もしもと言う不安が自分にはないと言えば嘘になるでしょう。
そのもしものバリア=障害を私なりに考えてみました。
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◎高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑の促進に関する法律
第一則
・(目的)第一条 以下一部抜枠
「一定の地区における道路、駅前広場、通路その他の施設の整備を推進するための措置その他の措置を講ずることにより、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の利便性及び安全性の向上の促進を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。」
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大変すばらしい法律ではあるのですが、これを知っている方は、はたして何人くらいいるでしょうか?
移動の利便性や安全性の向上の促進を図っているよりも、もっと大切な事があるのではないでしょうか・・・
少なくとも私は、私の子供に困っている人がいれば、「出来うる限り手助けをしてあげなさい。」と普段から教えています。
これは、何も特別なことではなく、当たり前のことだと認識してもらうことが目的です。
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ところで、昨今過剰に騒いでるバリアフリーの
バリアって何ですか?
フリーって何ですか?
それぞれの事情があるからこそ問題はすぐに解決しないのでしょうが、バリアフリーって言うのはすぐそばにいる人がちょっと手を差し伸べてあげるって事じゃないんですか?
現代建築におけるバリアフリーも「平ら=やさしい建築」と誤った解釈をされているように思えてなりません。
階段は、段があるから階段で、スロープも許された範囲の立派な坂道(バリア)です。その段差や勾配を少しでも和らげる周囲のやさしさが、一番大切だと私は考えます。
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何もかも真っ平らが本当のバリアフリーじゃない!! |