ようこそ山田工業へ。当社は社員3名、全員現場で働く小さな会社です。その分お客様の声が、直接現場につたわりますのでご安心ください。また、どんな些細な工事でもお気軽にご相談下さい。

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【今ある平和の代償】(私が平和ボケから目覚めた瞬間)

2014年 硫黄島 6月10日〜25日(派遣団員15名)
平成26年度 硫黄島戦没者遺骨収集帰還派遣 第3回収容派遣

1月参加の際に硫黄島協会の方々に入会を切願し入会を認められ
今回は硫黄島協会員として初参加し2度目の来島となりました。
 
「宿舎階段にて」
髪もだいぶ伸びたな・・・ やる気満々です。  
今回の遺骨収集場所は摺鉢山中腹にある水平砲台。
グリッド132F−F(3番砲台) 132F−A(4番砲台)
多くの未使用砲弾が発見されかなり作業時間が制限されましたが、132F−Aから3柱のご遺骨を無事お迎えすることが出来ました。
作業最終日に弾薬庫に通じるであろう通路を発見し、ご遺骨も確認出来るも作業継続は危険と判断し第4回に願いを託し我々の作業はここまでとした。
 
「残念ではあったが」
26年度より許可腕章着用で島内を出歩くことが可能になりましたので・・・
 
「休日に・・・」
平成観音 銀明水 二つ根岩
午前中3時間、午後2時間半、計5時間半の島内散歩。
午前午後とも飲み水は500ccのペットボトル一本のみ。
間もなく常温になるもいかに真水が貴重であるか身をもって感じた休日でした。
 

 
「今、私が思うこと・・・」
大義名分は欧米列強からのアジアの解放。
どこで何を見失ってしまったのか?

しかしこの大戦後、15年以内にアジアの植民地はすべて解放された。
これは変える事の出来ない事実であることは確かである。

しかしそれを経験しない私にはそれについて語る資格などありません。

ただひたすらに思うのはその犠牲となった方々の無念さでしょうか。
軍人とはいえ家族や肉親との別れは言い表せないものがあったはず。
ましてやそこに巻き込まれた罪のない民間人の苦痛や無念さは計り知れない。

それを歴史と決めつけてしまうのは早すぎます。
少なくとも歴史は100年すぎてから語られるものと感じます。

現代における若者の自分さえよければといった風潮。
世が世でなければ・・・ 

もし、私達の些細な行動や思いがほんの少しでも鎮魂となるならば、
これからも時間をつくり、各地を巡り、手を掌わせ、
敬意と感謝を込めご冥福をお祈りし続けていこうと思います。

「最後に・・・」
今の日本の繁栄は、先人たちの犠牲の上に成り立っている。

このことだけは忘れてはいけないと思う。
 

有限会社 山田工業

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