【今ある平和の代償】(私が平和ボケから目覚めた瞬間) | ||||||||||||||||||
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2015年 硫黄島 6月30日〜7月15日(派遣団員35名) 平成27年度 硫黄島戦没者遺骨収集帰還派遣 第2回収容派遣 |
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今回の収容ポイントは202−N−201、202で当ポイントからは6柱、 186Fより1柱を収容し合計7柱をお迎えすることが出来ました。 201からお迎えしたご遺骨のなかには鉄カブトをかぶり、軍刀を手にした状態で ほぼ全体が綺麗なまま残った英霊がおり、その無念さに涙があふれてしまいました。 |
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去年の6月、硫黄島協会の方が吹くハーモニカに心打たれ一年。 私も休日はあちこち歩ける範囲で下手なハーモニカを吹いています。 車だと早いこの島も歩くとなると広くこの時期は暑さがこたえます。 今年度の第一回が渇水により中止となり、我々の滞在中も雨が無く渇水対策中でしたが、なんとか乗り切り台風の影響で2日遅れましたが無事帰還となりました。 |
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「今、私が思うこと・・・」 | ||||||||||||||||||
大義名分は欧米列強からのアジアの解放。 どこで何を見失ってしまったのか? しかしこの大戦後、15年以内にアジアの植民地はすべて解放された。 これは変える事の出来ない事実であることは確かである。 しかしそれを経験しない私にはそれについて語る資格などありません。 ただひたすらに思うのはその犠牲となった方々の無念さでしょうか。 軍人とはいえ家族や肉親との別れは言い表せないものがあったはず。 ましてやそこに巻き込まれた罪のない民間人の苦痛や無念さは計り知れない。 それを歴史と決めつけてしまうのは早すぎます。 少なくとも歴史は100年すぎてから語られるものと感じます。 現代における若者の自分さえよければといった風潮。 世が世でなければ・・・ もし、私達の些細な行動や思いがほんの少しでも鎮魂となるならば、 これからも時間をつくり、各地を巡り、手を掌わせ、 敬意と感謝を込めご冥福をお祈りし続けていこうと思います。 |
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「最後に・・・」 | ||||||||||||||||||
今の日本の繁栄は、先人たちの犠牲の上に成り立っている。 このことだけは忘れてはいけないと思う。 |
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有限会社 山田工業
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